2008年06月11日
顔合わせ
オーディション合格者と、初の顔合わせ。
会場に着くと、オーディションで一緒だった人がたくさんいた。
あのダンスの上手かった人、歌の上手かった人、みんな受かっている。
最初の一時間は保護者と共に、ミュージカルについての説明などを聞き、
あとは出演者とスタッフのみで、「コミュニケーションワークショップ」なるものを
受けた。
といっても、自己紹介に始まり、ゲームをしながらみんなとの交流を深めるもの
だった。緊張感のあった会場も、最後には和やかな雰囲気に包まれていた。
この日はミュージカルの担当者とスタッフの方だけしかいらっしゃらなくて、
講師陣は参加されていなかった。
そのせいか、よけいにリラックスしたのもあっただろう。
私も、そのゆるい雰囲気に飲み込まれそうになったのだけど、
心からリラックスモードになる訳にはいかなかった。
気になる事が一つ・・・。
それは、キャスティングについての事だった。
このメンバーの中で、主要キャスト及びアンサンブルキャストが決まるのだ。
楽しい時間を過ごしながらも、どんな人材がいるのかとても気になっていた。
そしてキャストはレッスンの様子を見て決めるという。
なのに、なのに!キャスト発表の日までのレッスンはというと、
ダンス、歌唱、ダンス、歌唱・・・。
演技のレッスンないんですけど!?
どういうことなのだろう。
演技のレッスンなくしてキャステイングが決定したことなんて、いまだかつて
一度も経験していない。
オーディションの時でさえ演技の審査はなかった。
演技力は問わないというのか??それとも、キャステイング後の演技指導が
鬼のようなのか?
もしかして、オーディションの段階で演技力を見ていたというのか?
今考えてみると、その可能性はかなりある。
“○○してもらえませんか?”と言われて、何かを見せる事ができた者。
立派な演技力ではないか。充分、柔軟性を見せる事ができていたように思う。
オーディションで思いっきり失敗してしまった私・・・。はぁ、脇役か。
落ち込んでいても仕方がない。
キャステイングが決まってレッスンが始まればそれらの謎は解けるはずだ。
今はダンスのレッスンも歌唱のレッスンも、精一杯受ける。
自分の力を伸ばす為にも挑戦していく時間にしたいと思う。
結果は後でついてくるのだから。
会場に着くと、オーディションで一緒だった人がたくさんいた。
あのダンスの上手かった人、歌の上手かった人、みんな受かっている。
最初の一時間は保護者と共に、ミュージカルについての説明などを聞き、
あとは出演者とスタッフのみで、「コミュニケーションワークショップ」なるものを
受けた。
といっても、自己紹介に始まり、ゲームをしながらみんなとの交流を深めるもの
だった。緊張感のあった会場も、最後には和やかな雰囲気に包まれていた。
この日はミュージカルの担当者とスタッフの方だけしかいらっしゃらなくて、
講師陣は参加されていなかった。
そのせいか、よけいにリラックスしたのもあっただろう。
私も、そのゆるい雰囲気に飲み込まれそうになったのだけど、
心からリラックスモードになる訳にはいかなかった。
気になる事が一つ・・・。
それは、キャスティングについての事だった。
このメンバーの中で、主要キャスト及びアンサンブルキャストが決まるのだ。
楽しい時間を過ごしながらも、どんな人材がいるのかとても気になっていた。
そしてキャストはレッスンの様子を見て決めるという。
なのに、なのに!キャスト発表の日までのレッスンはというと、
ダンス、歌唱、ダンス、歌唱・・・。
演技のレッスンないんですけど!?
どういうことなのだろう。
演技のレッスンなくしてキャステイングが決定したことなんて、いまだかつて
一度も経験していない。
オーディションの時でさえ演技の審査はなかった。
演技力は問わないというのか??それとも、キャステイング後の演技指導が
鬼のようなのか?
もしかして、オーディションの段階で演技力を見ていたというのか?
今考えてみると、その可能性はかなりある。
“○○してもらえませんか?”と言われて、何かを見せる事ができた者。
立派な演技力ではないか。充分、柔軟性を見せる事ができていたように思う。
オーディションで思いっきり失敗してしまった私・・・。はぁ、脇役か。
落ち込んでいても仕方がない。
キャステイングが決まってレッスンが始まればそれらの謎は解けるはずだ。
今はダンスのレッスンも歌唱のレッスンも、精一杯受ける。
自分の力を伸ばす為にも挑戦していく時間にしたいと思う。
結果は後でついてくるのだから。
2008年06月06日
合格通知
ミュージカルのオーディションを受けて、待つこと数日・・・。
ついに届いた、合格通知だ!
また舞台に立てるチャンスが与えられたのだ。
とりあえずはこの48名の中に入る事が出来て、ほっとしている。
さて、他の47名はどのような人たちだろう。
あのダンスの上手かった人や、芸達者だった人は受かっているだろうか。
きっと受かっているのだろうな。
週末メンバーと初顔合わせし、共にレッスンを受ける。
みんなライバルではあるが、大切な仲間になることだろう。
ついに届いた、合格通知だ!
また舞台に立てるチャンスが与えられたのだ。
とりあえずはこの48名の中に入る事が出来て、ほっとしている。
さて、他の47名はどのような人たちだろう。
あのダンスの上手かった人や、芸達者だった人は受かっているだろうか。
きっと受かっているのだろうな。
週末メンバーと初顔合わせし、共にレッスンを受ける。
みんなライバルではあるが、大切な仲間になることだろう。
2008年06月04日
合否は?
新聞にオーディションの記事が載っていたという事を、教えてもらう。
それによると、オーディションの受験者は58人。
そして合格者は48人。
私は応募用紙をかなりギリギリに提出していた。
それでも募集人数の50名程度という数字より若い番号だった。
なので、もしかしたら募集人数より少ないのかな?
そうだとしたらちょっと受かりやすいかも!?
なんて淡い期待を抱いていたのだけれど、やっぱりそうは甘くはない。
そう、審査結果では10人も選ばれなかったのだ。
この事を知らされた瞬間、ドキドキする。
“ああ、自分が入っているかもしれない。”
こればかりは通知が届くのを待つしかない。
もしも落ちていたらどうしようか?と考えてみた。
しばらくは落ち込むだろうけど、また次のチャンスを探そう。
上手くいかなかった理由を考えて。
でも考えても明確な答えは、審査員ではないので分からない。
何故落ちたかは本人にも教えてもらえないからだ。
自分がそのオーディションに受かるかどうかは、作品との縁もあると思う。
例えば、もう作品が決まっていてその配役の為のオーディションをするなら
もしかしたら、“あなたに似合う配役は今回はありません。”
ということもあるだろう。
知り合いの役者さんに、毎回オーディションに受かっているある舞台に、
一年だけ受からなかったことがある。と聞いた。
その人だけでなく、毎回受かっているおなじみのメンバーもそろってダメ
だったらしい。その役者さん達に共通するのは、性別と年齢だった。
その時はきっと、実力がある。ない。ではなくて、適役があるかないか。
だったのではないかと思う。(勝手にそう思うのだけど。)
これまた、内部事情はわからないので、正解は???
以前出演させてもらったミュージカルや、演劇の舞台では、
いわゆる、美味しい役を何度かさせてもらえた。
でもこれは、たまたまその時は私に合った役があっただけで、
出演出来た舞台が、毎回美味しい役とは限らない。
セリフがほとんどないダブルキャストや、一場しかでてこない役も経験してきた。
そういうことだってあるのだ。
だからもし今回48人の中に入れていたとしても、セリフがない役かもしれない。
それは承知で今回応募した。
“どんな役になったとしても、出演することをお約束できますか?”
オーディションでは時々聞かれることだ。
これは目的によって変わってくる。
私の答えは、もちろんイエス!。
いい役を演じることが目的ではなく、舞台に立つことが目的だからだ。
とにかくいろんな舞台や役を経験したいと思う。
そしてその日に備えるのだ。
それによると、オーディションの受験者は58人。
そして合格者は48人。
私は応募用紙をかなりギリギリに提出していた。
それでも募集人数の50名程度という数字より若い番号だった。
なので、もしかしたら募集人数より少ないのかな?
そうだとしたらちょっと受かりやすいかも!?
なんて淡い期待を抱いていたのだけれど、やっぱりそうは甘くはない。
そう、審査結果では10人も選ばれなかったのだ。
この事を知らされた瞬間、ドキドキする。
“ああ、自分が入っているかもしれない。”
こればかりは通知が届くのを待つしかない。
もしも落ちていたらどうしようか?と考えてみた。
しばらくは落ち込むだろうけど、また次のチャンスを探そう。
上手くいかなかった理由を考えて。
でも考えても明確な答えは、審査員ではないので分からない。
何故落ちたかは本人にも教えてもらえないからだ。
自分がそのオーディションに受かるかどうかは、作品との縁もあると思う。
例えば、もう作品が決まっていてその配役の為のオーディションをするなら
もしかしたら、“あなたに似合う配役は今回はありません。”
ということもあるだろう。
知り合いの役者さんに、毎回オーディションに受かっているある舞台に、
一年だけ受からなかったことがある。と聞いた。
その人だけでなく、毎回受かっているおなじみのメンバーもそろってダメ
だったらしい。その役者さん達に共通するのは、性別と年齢だった。
その時はきっと、実力がある。ない。ではなくて、適役があるかないか。
だったのではないかと思う。(勝手にそう思うのだけど。)
これまた、内部事情はわからないので、正解は???
以前出演させてもらったミュージカルや、演劇の舞台では、
いわゆる、美味しい役を何度かさせてもらえた。
でもこれは、たまたまその時は私に合った役があっただけで、
出演出来た舞台が、毎回美味しい役とは限らない。
セリフがほとんどないダブルキャストや、一場しかでてこない役も経験してきた。
そういうことだってあるのだ。
だからもし今回48人の中に入れていたとしても、セリフがない役かもしれない。
それは承知で今回応募した。
“どんな役になったとしても、出演することをお約束できますか?”
オーディションでは時々聞かれることだ。
これは目的によって変わってくる。
私の答えは、もちろんイエス!。
いい役を演じることが目的ではなく、舞台に立つことが目的だからだ。
とにかくいろんな舞台や役を経験したいと思う。
そしてその日に備えるのだ。
2008年06月02日
はじまり
幕が開いて、私はそこに立つことができているだろうか。
さあ、オーディションの始まりだ。
受付開始5分前に会場へ到着。
受付で名前を言うと、受験番号のゼッケンが渡される。
楽屋で着替えを済ませ、ダンスの振り付けが行われるリハーサル室へ。
「おはようございます」とリハーサル室に入る。
すでに20人以上の人が、バーを使ってウォーミングアップしたりフロアで
ストレッチしたりしている。
いかにも!って感じの人から、もしかしたら初めてのオーディションかな?
という人まで。年齢も性別もバラバラ。
私はいかにも!には属さないし、(と、自分では思っている)初めて?
という感じでもないと思う。
実際オーディションは初めてではない。
だからと言って、慣れているほど経験もしていない。
リハーサル室では、知り合い同士がおしゃべりしていて、けして緊迫した
感じではない。でもみんな、入ってくる人を見る目は真剣だ。
そういう私も、どんなメンバーと一緒にオーディションを受けるのか
とても気になっている。
あまりじっと見ることはできないので、ウォーミングアップをしながら
チラチラ気にしていると、振り付けを担当される先生と、
振り付け助手さん3名が入ってこられる。
男性の先生。歩く姿から立ち姿まで、とっても美しい!!
助手の女性も、ミュージカルの舞台からそのまま出てこられたようだった。
見ているだけで、うっとりする。
振り付けが始まる前に、“ダンスに自信がある人はいますか?”と先生。
ダンスは一応踊れるが、自信ってどのくらい踊れたらいいんだろう??
そんな自信があるわけでもないので首を振っていると、
「バレエ、ダンスを長年やってきました!」という方が手をあげる。
(経歴を聞くと、すごかった。)
そんな人が自信あるという部類なら、私は問題外かな?と、
黙ってやりとりを興味深深に見つめる。
(後で挑戦すればよかったと思うのだけど。)
手をあげた上級の人から振り付けが始まった。
“他の受験者は座って見ていて下さい。”とのことだった。
たしかに少し難しい振り付けだったけれど、丁寧に教えてくださっていたので、
頑張れば出来たのではないかと思う。
勇気を出せず、はたで見ていた自分のことをちょっと残念に思った。
続いて残りの人の振り付け。
上級者に比べたら、かなり優しい内容だったが、全くの初心者の人には
動けない所もあったみたい。でも、これまた丁寧に教えてくださり、
オーディション本番ではみんなちゃんと踊れていた。
人間ってすごいなと思った。
ダンスと歌の審査が終わり、自己紹介をする事に。
ここで、審査員の先生方に“特技は?”と聞かれる。
私はバレエやジャズダンスなど、一応踊れるのだけれど、
正直それを特技です!と言える程極めてはいない。
他の受験者はみんなとても芸達者。
特技がバレエだと言った人は、“じゃあ何か踊って見せてください”と言われれば
踊ってPRし、歌をやっていたと言えば、美しい歌声を披露したりしていた。
私はどう考えても特技が思い浮かばない。
食べること、寝ること、節約?掃除??
どれも今見せられるものではなく・・・「特技は何もありません」と言う。
“今何か見せてもらえる特技は?”と言われ、もう一度考えるが
やっぱり出てこない。
「今思いつきません」と答える・・・。
せっかく与えられた時間なのに何も出来なかった。
こういう時の為に、何か出来るようにしておかなくてはいけないなと
反省しながら客席へ戻る。
みんなの審査が終わり、ほっと一息つきそうになったときだった。
“姫鳥さん、合唱部に所属されていたそうですが、
何か歌ってもらえませんか”と。
ひえー!何を歌えばいいの?こういう時の為に何か出来るようにしておかないとって、さっき思ったばっかりで、まだ何も考えてない。
再び反省するのだが、今は反省している場合ではない。何か考えなければ!
考えれば考えるほど、頭はパニックに。
結局すぐに歌詞が出てくる歌を勝手に口が歌うと言ったが、
歌い始めた曲はサビまでが長くて、
高音を出せるサビ直前でやめてしまい、とても中途半端に・・・。
チャンスが来たとき、その時に実力を発揮できた者が
勝ち残っていくんだ。
と以前演出家に言われたことを思い出す。それが出来なかった。
精神的に疲労を感じながら、オーディション会場を後に。
もう一度同じオーディションを受けることは出来ない。
時間は再び戻らないのだ。
さあ、オーディションの始まりだ。
受付開始5分前に会場へ到着。
受付で名前を言うと、受験番号のゼッケンが渡される。
楽屋で着替えを済ませ、ダンスの振り付けが行われるリハーサル室へ。
「おはようございます」とリハーサル室に入る。
すでに20人以上の人が、バーを使ってウォーミングアップしたりフロアで
ストレッチしたりしている。
いかにも!って感じの人から、もしかしたら初めてのオーディションかな?
という人まで。年齢も性別もバラバラ。
私はいかにも!には属さないし、(と、自分では思っている)初めて?
という感じでもないと思う。
実際オーディションは初めてではない。
だからと言って、慣れているほど経験もしていない。
リハーサル室では、知り合い同士がおしゃべりしていて、けして緊迫した
感じではない。でもみんな、入ってくる人を見る目は真剣だ。
そういう私も、どんなメンバーと一緒にオーディションを受けるのか
とても気になっている。
あまりじっと見ることはできないので、ウォーミングアップをしながら
チラチラ気にしていると、振り付けを担当される先生と、
振り付け助手さん3名が入ってこられる。
男性の先生。歩く姿から立ち姿まで、とっても美しい!!
助手の女性も、ミュージカルの舞台からそのまま出てこられたようだった。
見ているだけで、うっとりする。
振り付けが始まる前に、“ダンスに自信がある人はいますか?”と先生。
ダンスは一応踊れるが、自信ってどのくらい踊れたらいいんだろう??
そんな自信があるわけでもないので首を振っていると、
「バレエ、ダンスを長年やってきました!」という方が手をあげる。
(経歴を聞くと、すごかった。)
そんな人が自信あるという部類なら、私は問題外かな?と、
黙ってやりとりを興味深深に見つめる。
(後で挑戦すればよかったと思うのだけど。)
手をあげた上級の人から振り付けが始まった。
“他の受験者は座って見ていて下さい。”とのことだった。
たしかに少し難しい振り付けだったけれど、丁寧に教えてくださっていたので、
頑張れば出来たのではないかと思う。
勇気を出せず、はたで見ていた自分のことをちょっと残念に思った。
続いて残りの人の振り付け。
上級者に比べたら、かなり優しい内容だったが、全くの初心者の人には
動けない所もあったみたい。でも、これまた丁寧に教えてくださり、
オーディション本番ではみんなちゃんと踊れていた。
人間ってすごいなと思った。
ダンスと歌の審査が終わり、自己紹介をする事に。
ここで、審査員の先生方に“特技は?”と聞かれる。
私はバレエやジャズダンスなど、一応踊れるのだけれど、
正直それを特技です!と言える程極めてはいない。
他の受験者はみんなとても芸達者。
特技がバレエだと言った人は、“じゃあ何か踊って見せてください”と言われれば
踊ってPRし、歌をやっていたと言えば、美しい歌声を披露したりしていた。
私はどう考えても特技が思い浮かばない。
食べること、寝ること、節約?掃除??
どれも今見せられるものではなく・・・「特技は何もありません」と言う。
“今何か見せてもらえる特技は?”と言われ、もう一度考えるが
やっぱり出てこない。
「今思いつきません」と答える・・・。
せっかく与えられた時間なのに何も出来なかった。
こういう時の為に、何か出来るようにしておかなくてはいけないなと
反省しながら客席へ戻る。
みんなの審査が終わり、ほっと一息つきそうになったときだった。
“姫鳥さん、合唱部に所属されていたそうですが、
何か歌ってもらえませんか”と。
ひえー!何を歌えばいいの?こういう時の為に何か出来るようにしておかないとって、さっき思ったばっかりで、まだ何も考えてない。
再び反省するのだが、今は反省している場合ではない。何か考えなければ!
考えれば考えるほど、頭はパニックに。
結局すぐに歌詞が出てくる歌を勝手に口が歌うと言ったが、
歌い始めた曲はサビまでが長くて、
高音を出せるサビ直前でやめてしまい、とても中途半端に・・・。
チャンスが来たとき、その時に実力を発揮できた者が
勝ち残っていくんだ。
と以前演出家に言われたことを思い出す。それが出来なかった。
精神的に疲労を感じながら、オーディション会場を後に。
もう一度同じオーディションを受けることは出来ない。
時間は再び戻らないのだ。